TATTOO MEANING
妖精(フェアリー)のタトゥーの意味
妖精(フェアリー)とは?
妖精とは人間とも神とも違う存在とされ、木や草や岩など自然物ひとつひとつに宿る精霊を指す事が多く、主に西洋の民間伝承や物語などに描かれています。
空を飛び、魔法を使う事が出来る妖精も多いですね。
様々な姿の妖精が存在し、タトゥーデザインとしても選ばれる事が多いモチーフの一つです。
妖精の起源には、亡くなった方の魂や、降格した天使、イギリスに元々住んでいた原住民など色々な説があります。
日本語で妖精と言うと、妖精もフェアリーも全て同じだとされる事もありますが、世界には沢山の妖精が存在する様です。
ピーターパンに登場するティンカーベルの様に背中に羽が生えていて、手の平に乗るくらい小さくて、可愛い女の子の姿をしているイメージが強いのですが、西洋ではフェアリーと一言で言っても地域によって伝えられ方は異なり、「ピクシー」、「パック」、「ゴブリン」、「エルフ」など様々におり、美しい姿のフェアリーもいれば、とても醜い姿もいます。
小さなもの、大きなもの、サイズも様々です。
現代では優しい性格だけれどいたずらが大好きと言ったキャラクターが想像されますが、中世では妖精が人間の子供をさらって自分たちの子供を代わりに置いていくと信じられており、人々は妖精に恐れを抱き、夜はベッドに赤ん坊をくくりつけておいたりしたそうです。
妖精は鉄に弱いとも言われます。
神聖な存在でもある妖精は、自然物ではなく人間が作り出した鉄に触ると火傷してしまうと信じられている地域もあります。
眠れぬ森の美女の物語がベースとなった映画「マレフィセント」でも、鉄に触れて傷ついてしまう妖精が描かれていました。
妖精(フェアリー)のタトゥーの意味とは?
世界には色々な姿の妖精がいるように、妖精のタトゥーもまた様々なデザインがあります。
ティンカーベルなど人気のデザインもあります。
様々なデザインが選ばれる様に、その意味も入れる人によってそれぞれ異なります。
妖精のデザインには、多くの人が持つイメージから「美しさ」や「心優しさ」や「喜びの感情」を意味する事もあります。
子供たちに読み聞かす多くのおとぎ話に妖精が登場する事から、人間が持つ素晴らしい想像力を表したり、大人になるにつれて忘れてしまった「幼い時の純粋な心」を表すとも言われています。
また妖精の持つ魔法の力により、妖精のモチーフを彫る事で、「夢を叶える」や「人生を良い方向へ変える」と言った幸運を手に入れると言った意味もあるそうです。
英語のフェアリー(Fairy)と言う単語は、ラテン語の「Fata」が元となっているそうです。
ラテン語の「Fata」とは日本語で「運命」を表すため、フェアリーのTATTOOには生きる中で起こる様々な「運命」を象徴するとも言われています。
大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」にある「ハリー・ポッターの世界」にも妖精が登場します。
背中の羽で空を飛ぶ可愛らしい妖精ではなく、みすぼらしく醜い姿の屋敷しもべ妖精である「ドビー」です。
見た目は少し怖いけれど、とても誠実で、無休無償で主人に奉仕する事が名誉なのだそうです。
姿が醜くても、内面の良さからかタトゥーのモチーフとして選ばれる事もあります。
妖精(フェアリー)が象徴する意味:
- 「純粋」
- 「寛大」
- 「優雅」
- 「優しさ」
- 「女性らしさ」
妖精(フェアリー)にちなんだ言葉
妖精を持っている:これはスペイン語の表現で、人の魂を揺さぶり感動させる事が出来る様な表現方法を身に付けた人、素晴らしい才能を持つ人を指して使うそうです。
妖精の様な神がかった才能と言う事ですね。主にはフラメンコに使ったり、芸術家やミュージシャンなどに使うのだそうです。
そんな風に言われる彫師になれる様に、日々精進です!