TATTOO MEANING

虎(タイガー)のタトゥーの意味

虎(タイガー)の力強さ

LUCKY ROUND TATTOOのカラス彫りの虎のタトゥー

虎(タイガー)はTATTOOではジャパニーズスタイルからポップなアメリカントラディショナルまで様々なスタイルでデザインされます。
一般的な虎の勇ましいイメージ通り、強さの象徴として用いられる事が多く、 力量に優劣をつけがたい二人の英雄や豪傑などに対して使われる『竜虎』と言う言葉にある様に、龍と対比される事が多いです。
龍が持つ力が神秘的、精神的なものであるのに対して、虎が持つ力は現実的、肉体的なものと捉えられます。
地勢や地相を表す四神相応図でも東に青龍、西に白虎と相対の位置に示されており、竜虎の戦いは異なる二つの大きなエネルギーとして絡み合い、この世の全てを動かす様をも表しています。

百獣の王と言うと「ライオン」のイメージですが、中国で百獣の王と言うと「虎」を指すのだそうです。
中国で最も勇猛な動物とされていた虎は、日本に生存していなかったにもかかわらず伊藤若冲や丸山応挙など沢山の画家によって最も描かれた獣となりました。
武将たちは武運や権力を表すため、または魔除けとして建物を守る意味を込めて虎の屏風絵や襖絵や壁画などを好んだとされます。
当 TATTOO スタジオのある大阪では、大阪城の城主である豊臣秀吉と虎との話が色々と伝えられています。秀吉は、家臣の加藤清正が朝鮮半島で虎を退治して、持ち帰り献上された虎の皮と長寿の秘訣とも言われた肉を大変気に入りました。他の大名達も負けじとこぞって虎退治をしたが、虎の強さには中々かないません。余りにも死傷者が増えた為、虎退治禁止の命令も出したとか。

虎(タイガー)のTATTOOデザイン

リアリスティックな虎の顔のタトゥー

TATTOOデザインとしてよく見られる虎と竹の組み合わせがあります。これはその昔、虎が住む場所には象も多く生息しており、象が群れで襲ってきた場合は虎も太刀打ちできません。そこで虎が逃げ込むのが竹林です。大きな体の象は竹薮に入る事が出来ず、例え運良く入れたとしても、まっすぐ伸びる硬い竹で象牙にひびが入ってしまいます。竹林は虎にとっての安息の地と言う事で、虎と竹の組み合わせが好まれ、一緒にデザインされる事も多いです。

水滸伝に登場する「行者武松」が素手で豪快に虎を倒すシーンも、インパクトの強さからタトゥーの図柄として人気があります。
「行者武松」はかなりの大男で大酒のみです。
ある日、大酒を飲んで帰る途中に山中で人食い虎と出会い、素手で虎を退治します。
この事件が世間に知れ渡り、県の都頭に取り立てられる事になりました。
大阪のLUCKY ROUND TATTOOでは、カラーの虎やカラス彫りとも呼ばれるブラック&グレーのスタイルなど、様々なデザインをご提案致します。

虎が象徴する意味:

  • 「勇敢」
  • 「強さ」
  • 「情熱」
  • 「決断力」
  • 「才知」
  • 「凶暴さ」

虎(タイガー)タトゥーの動画

大阪のスタジオ [LUCKY ROUND TATTOO]の虎(タイガー)のタトゥー画像やスケッチなどをスライド形式で動画にまとめました。
スタイル次第で、ポップなイメージにもクールにもデザイン出来る虎(タイガー)をご覧頂けます。

虎(タイガー)にちなんだ言葉

LUCKY ROUND TATTOOのトライバルタトゥーのタイガー

虎に翼:現時点で強い力を持つ者に、さらに強い力が備わる事の例え。ただでさえ強い虎が鳥の翼を得れば、ますます強くなりそうです。タトゥーデザインとして組み合わせても良さそうですね。

虎の尾を踏む:非常に危険なことをすることの例え。猫でも尻尾を踏んでしまうと怒ります。それが虎と考えると、恐ろしいです。

虎は千里行って千里還る:虎は一日に千里(3927km)の距離を走り、また千里を戻って来る事が出来ると言われ、それ程に勢いが非常に盛んな様子の例え。合わせて千里の距離を戻ってくるのは我が子が心配な為とも言われ、子を思う親の気持ちの強さを表すとも言われています。

虎穴に入らずんば虎子を得ず:何事も危険を冒さなければ、大きな成果を上げる事は出来ない事の例え。虎の棲む洞穴に入らなければ、虎の子供を得る事は出来ません。ハイリスク、ハイリターンですね。

張り子の虎:張り子は中が空洞になった紙でできた人形です。虎の形をしているけれど中身がない、すなわち弱いけれど威勢を張っている見かけ倒しの人を指して使います。
当スタジオのある大阪の「少彦名神社」では薬の神様が祀られており、毎年11月に行われる「神農祭」では張り子の虎が授与されます。
その昔コレラが流行し多くの人々が苦しんでいた時に、大阪で薬を扱う業者たちが集まり、鬼をも封じると言われる虎の頭骨を砕いて混ぜた「虎頭殺鬼雄黄圓」と呼ばれる薬を作りました。
コレラに感染するとコロリと亡くなった事から「虎狼痢」とも呼ばれていた為、薬と共に病除けのお守りとして虎の張り子が笹に付けて授与されたのだそうです。
その薬の効能が高かったとされ現在でも神農祭では、無病息災を願って沢山の人が虎の張り子を求めて集まります。