TATTOO MEANING

ピンナップガールのタトゥーの意味

ピンナップガールのTATTOOの意味とは?

ピンナップガールのTATTOO

ピンナップガールのタトゥーとは、セクシーなポーズをとった女性のデザインなどを指す事が多いです。
つつましい乙女から男性を誘惑するセクシーな女性まで、両極の理想的な女性らしさがデザインされます。

まずピンナップとはどう言う意味なのかと言う事からご紹介します。
ピンナップは「pin」と「up」からなる英語の単語です。
ピン(画鋲)で留め付けると言った意味の「pinned-up」が変化したと言われています。

ヌードのグラビアがなかった1940年代頃の欧米で、ビキニなどの水着姿やヌードに近い姿のセクシーでキュートな男性にとっての理想的な女性「ピンナップガール」のイラストが流行したと言われています。

ピンナップガールの元となるのは19世紀後半にバーレスクと呼ばれる「ヌードではないが、女性がセクシーさを強調したダンスなどのショー」に出演する女性たちだと言われています。
女性たちはセクシーなポーズで撮影した宣材写真を、宣伝のために名刺代わりに劇場の楽屋や鏡などに"ピンナップ"していたそうです。
人気のある女性たちは「ピンナップガール」と呼ばれるようになります。

ピンナップガールと第二次世界大戦

悪魔のピンナップガールのTATTOO

第二次世界大戦の頃のアメリカ人兵士たちは「Betty Grable(ベティー・グレーブル)」など有名なピンナップガール達のポスターをロッカーにピンナップしたり、また「ノーズアート」と呼ばれる戦闘機の機首に絵を描いたりする事も多かったそうです。
ノーズアートなどのピンナップガールのイラストで有名な「アルバート・バーガス(Alberto Bargas)」の描く女性は「バーガス・ガール」と呼ばれ、セクシーな女性の象徴とされていたそうです。

ピンナップガールは、セクシーな「性の対象」とした意味だけでなく、故郷に残した妻や恋人を想い、「幸運の女神」とした意味を込めて機首に描かれる事も多かったと言います。

ノーズアートなどをきっかけにピンナップガールは、一躍有名になったのだそうです。

その後セクシーなポーズのピンナップガールのポスターなどが広く販売され、男性の部屋の壁や天井に"ピンナップ"されるようになり、「ピンナップガール」と言う単語は「美しすぎて、壁に飾らずにいられない女性」や「セックスシンボル」を指す言葉ともなります。

その頃からセクシーでグラマラスなピンナップガールのタトゥーデザインは人気が爆発したと言われています。

ベティー・ブーなどの漫画のキャラクターの様に描かれる事もありますし、本物の写真の様に写実的に描かれる事もありますが、一般的にはアメリカントラディショナルタトゥースタイルなどに人気があります。

男性の着用するユニフォームを着た女性はセクシーに見えると言う事で、消防士の帽子とブーツとビキニだけを身に付けた格好をしていたり、水着を着て車を洗車していたり、様々なポーズやシチュエーションでデザインされます。

当タトゥースタジオのある大阪のアメリカ村には、ピンナップガール時代のアイテムを扱うヴィンテージ古着屋さんなども多くあります。
ピンナップガールの可愛い雑貨なども見つかるかもしれませんね!

ピンナップガールが象徴する意味:

  • 「幸運」
  • 「勝利」
  • 「セクシーさ」
  • 「美しさ」
  • 「強さ」