音符（ト音記号）のタトゥーの意味とは？

音符のタトゥーは男女の性別を問わず、人気のあるモチーフの一つです。
音楽に関わりのある人で音符のタトゥーを選ぶ方も多いですが、音楽が好きだから、またデザインが可愛いからと言った理由で選ばれる方も多いです。

音符が象徴する音楽は人の心を豊かにしてくれると言われます。

中国の哲学者であり、儒教の始祖である有名な孔子は「詩に興り、礼に立ち、楽に成る」と言ったそうです。
詩を学んで言葉を学び人としての心を奮い立たせ、礼を学んで礼儀作法や原理原則を学び人としての行いを自覚し、音楽を学んで心を養い自らを完成させる。
と言った意味なのだそうです。

「No Music No Life」と言う言葉もありますね。
音楽がなければ死んだも同然だ！と言った意味でしょうか。

「If music be the food of love, play on.」と言う言葉がシェークスピアの戯曲の中にあります。
音楽が愛の糧となるならば、奏で続けてくれ。
と言った意味になります。

人と音符の繋がりは深く長く、人生をより良いものにしてくれるシンボルとして、音符のタトゥーデザインが選ばれるのかも知れません。

音符は小さなサイズでも分かりやすいイメージですので、ある程度は場所を問わず彫る事が出来ます。
一つだけをワンポイントで彫ったり、音符をいくつか組み合わせるデザインも人気です。
また少し大きめのサイズであれば、他のメインのモチーフの周りに音符をあしらうと、まるで音楽が聞こえてくる様なイメージにもなります。
五線譜を体のラインに合わせて、流れる様にデザインしても良いですし、自分の好きな音楽の楽譜をデザインしても良いですね。

以前に大阪のガス会社の企画で、太陽光発電や家庭用燃料電池を用いて自宅で発電した電気を持ち寄り、巨大な五線譜の上に音楽に合わせて丸い風船で出来た光の音符を灯して、音符が光のメロディとなり楽譜を作ると言うイベントがあったそうです。
日本のエネルギー問題にも、音符は一役買っているのですね。

音符の種類の違いや意味

音符にはト音記号や4分音符や8分音符など種類も様々にあります。
五線譜の一番最初に書かれるト音記号は、ト（G、ソ）の音の位置を示しており、Gの文字が記号化されたものなのだそうです。
始まりに書かれるト音記号は、何かのスタートや区切りと言った意味でもタトゥーデザインとして選ばれ、人気のある音符です。