無限大記号（インフィニティー）のタトゥーの意味とは？

最近、人気があるのが「無限大記号」のタトゥーです。
インフィニティタトゥーとも呼ばれています。
数字の8を横にした様な、始まりも終わりもないマークです。

この無限大マークに「Love（愛）」や「Hope（希望）」などの好きな言葉や、自分と愛する人の名前などの文字を埋め込んだデザインに人気があります。
また、羽根やハートを一緒にデザインする事もあります。

数学が好きで無限大記号を選ぶと言うよりも、このマークに永遠の意味を込めて選ばれる場合がほとんどかと思います。

二人の永遠に続く愛を象徴して、カップルで同じ場所に彫る事もあります。

永遠の愛、永遠の人生、死と再生など、一人一人によって様々な意味があるかと思います。

無限大記号の起源

無限大記号は「ウロボロス」と呼ばれる図案が起源とされています。
ウロボロスとは、蛇（または龍）が自分の尾っぽを口で咥えて丸い輪になったデザインで、古代エジプト文明の頃より「始まりも終わりもない完全性」や「不老不死」などの象徴とされています。

丸い輪っか以外にも、胴の部分がねじれて無限大記号の様に見える図案もあります。

またメビウスの輪（メビウスの帯）と呼ばれる、長方形の片方の端を180度ひねって端と端を貼り付けた形も、無限大記号と同じように永遠や森羅万象あらゆる事の根源と言った意味でデザインされる事が多いです。

始まりも終わりもないという事では、結び目などで表現され輪廻転生などを意味するるケルト文様と似ています。

私たち人間は、日々決断に迫られて生活しています。
右か左か、黒か白か、瞬時に選択し、自分の下した決断によってその先がつながり、終わる事がありません。
無限には、続く未来に対する「可能性」や、また「宇宙」と言った広い意味も込められています。

とてもシンプルなモチーフですが、様々な意味を表現する事が出来ます。

その他にも、ローマ数字が元となったと言った説などもあります。

当タトゥースタジオのある大阪の商店街では、蝶々結びにした黄色いリボンを無限大マークに見立てて街の電柱などに結び付け、交通安全の願いを込めるキャンペーンが行われていました。
黄色は目を引きますし、気を付けるきっかけにもなりますね。

無限大記号にちなんだ言葉

天才とは無限に努力できる能力のことである：「Genius is an infinite capacity for taking pains.」と言う英語のことわざです。これは19世紀のイギリスの歴史評論家の「トーマス・カーライル」と言う方の言葉です。偉大な人々が「天才」と呼ばれる事に対して、「才能がある訳ではなく人より努力をしただけだ」という名言を残しているのを耳にします。コツコツとした努力の積み重ねによって、才能が花開くのでしょう。