TATTOO MEANING
ホヌ(ウミガメ)のタトゥーの意味
ホヌ(ウミガメ)のタトゥーデザインと意味
ハワイでは「ホヌ」と呼ばれるウミガメが幸運を運んでくれるとして人気があり、トライバルデザインで彫られる方が多いです。
ハワイのポジティブなイメージからか、日本でもホヌのデザインは人気があります。
ハワイではウミガメをホヌと呼びます。
「海の守り神」や「幸運を運んでくれる存在」としてハワイの人々に愛され大切にされています。
ハワイには古くから伝わるホヌの伝説が3つあります。
1つ目はハワイでは昔、海で遊ぶ子供たちがサメに襲われる被害が多くあったのだそうです。
そこで神の使いとしてホヌがやってきて子供の姿になって、身代わりとして自分の命と引き換えに子供たちを守ったと伝えられています。
2つ目はその昔、一匹の雌のウミガメが陸に上がり穴を掘り卵を産みました。
卵を産み砂で穴を埋め終えると、一匹の雄のウミガメも砂浜にあがり二匹でとても深い穴を掘り、彫り終えると海へと帰っていきました。
その穴からは水が湧き出て、泉になりました。
しばらくして卵から「カウイラ(Kauila)」と言う名前のウミガメが生まれカウイラはその泉に住み着きました。
ホヌであるカウイラは女の子の姿となって、その泉に遊びに来た子供たちの安全を見守っているのだそうです。
このお話からホヌは「母の象徴」とも言われています。
3つ目、古代のポリネシア人たちはアウトリガーカヌーと呼ばれるカヌーに乗って沖へ漁に出ていました。
沖から帰る際には、打ち寄せる波に乗って浜辺へと戻っていました。
これがサーフィンの起源であり、ハワイ発祥のスポーツとされています。
やがてアウトリガーカヌーから一枚の板へと変わり、長い歴史を経て現在のサーフィンへと変容していきます。
波と一体となる感覚を一度味わうと、他では味わえない爽快感や開放感の虜になってしまうそうです。
ハワイ王国を統一したカメハメハ大王もサーファーだったと言う位、多くのハワイ人がサーフィンを楽しんでいるのだそうです。
ところが、サーファーを狙うサメも多く、そんなサーファーをホヌが見守ってくれているとして「サーファーの守り神」とも言われています。
サーファーには、お守りの様な意味も込めてホヌのタトゥーを彫ったりアクセサリーを身に着けたりする方も多いのだそうです。
ハワイ語に「アウマクア」と言う言葉があります。
アウマクアとは家族神や先祖神と言った意味になります。
ハワイでは先祖が「ホヌ(亀)」や「プエオ(フクロウ)」や「マノ(サメ)」などに姿を変え、子孫の前に現れて困難な状況から救ってくれたり助言してくれたりするそうです。
当スタジオのある大阪にもウミガメが上陸した記録があるそうです。
産卵は未確認との事ですが、大阪でもハワイの様に赤ちゃんウミガメが海へ戻る姿が確認できれば良いですね。
ホヌ(ウミガメ)が象徴する意味:
- 「守護」
- 「母性」
- 「幸運」
- 「海」
- 「家族神」
- 「先祖神」