TATTOO MEANING

炎(火)のタトゥーの意味

炎(火)とタトゥー

LUCKY ROUND TATTOOの炎のタトゥー

火は寒さの中で人間に暖かさを与え、光を与え暗闇を照らし凶暴な動物たちから身を守ってくれました。

人間の進化において火はとても重要な役割を果たしました。

火は建設的に使われる時には非常に有益なものですが、一方で破壊的に使われる時には非常に有害ですべてを焼き尽くします。

ポジティブな意味だけでなく、ネガティブな意味でも炎(火)のタトゥーデザインは人気があります。
日本の伝統的な刺青のデザインには不動明王の化身である龍が燃え盛る炎となって剣に巻き付いた姿で描かれた倶利伽羅剣が有名です。
不浄なものを焼き清める炎と言われています。

アメリカのバイカーに人気のファイヤーパターンは、タトゥーとしても人気があり、手首から肘にかけて炎のタトゥーを彫る方も多いです。
情熱や誘惑を意味するとも言われています。

様々な文化における炎(火)の意味

多くの神話において火は神の象徴とされ、大きなエネルギーを秘めた神々からの贈り物とされてきました。
この信仰は現代にも受け継がれ、世界の多くの文化で炎は重要な儀式で使用され、重要なシンボルとして考えられています。
キリスト教、ユダヤ教、ヒンドゥー教、仏教、神話など、さまざまな儀式や物語に大きな影響を与えています。

ギリシャ神話:
ギリシア神話では、プロメテウスは神々から火をんだことで知られています。
自然界の猛威や寒さから人間を守るために火を与えたとして称えられている。

ユダヤ教:
ユダヤ教でも火は重要な意味を持ち、メノーラーやハヌッキーヤーと呼ばれるキャンドルスタンドにロウソクを灯して祝祭日を迎えたり、死者を偲んだりするそうです。
ユダヤ教徒が多いイスラエルではハヌカと呼ばれる祭日の8日間は街中でキャンドルが灯されるそうです。

キリスト教:
キリスト教において火や炎は清め、純化、聖化の象徴とされています。
今まで生かされていることに感謝してローソクに火を灯すそうです。
またキリスト教で罪を犯した者は地獄へ落ち火と炎で拷問され永遠にそこで苦しむと言われており、火と炎は地獄の象徴ともされます。

ヒンドゥー教:
ヒンドゥー教で火は神聖な要素であり、創造と破壊の力を持つと信じられています。
火は神聖な宗教儀式には不可欠で、ヒンドゥー教の火の神はアグニ神であり、神への供物は祭火であるアグニ神に投じられて煙となり天に届けられます。
それが真言宗などでの護摩供養の元となっていると言われています。

仏教:
仏教で火は悟りと変容の象徴とされています。
火は無知と執着を焼き払い、純粋に理解する意識へと導くことを表しています。
「光明は智慧のかたちなりとしるべし」と言われている様に、まるで光が暗闇を照らすように仏の智慧によって自分のおろかさを知る事が大切なのだそうです。
日本全国で松明を灯す火祭りが行われていますが、当タトゥースタジオのある大阪でもがんがら火祭りと言う有名なお祭りがあります。
「家内安全」と「火難厄除け」を願って、長さ約4mもの大松明を担いで練り歩くのだそうです。

炎(火)が象徴する意味:

  • 「情熱」
  • 「誘惑」
  • 「神秘」
  • 「創造」
  • 「破壊」
  • 「悟り」