LETTERING TATTOO DESIGN
No pain, no gain(ノーペイン、ノーゲイン)のタトゥーの意味
No pain, no gain(ノーペイン、ノーゲイン)のタトゥーの意味とは?
No pain, no gainはノーペイン・ノーゲインと読みます。
ノーペイン・ノーゲインは英語です。
この言葉を耳にした事がある人も多いのではないでしょうか。
日本語に直訳すると「痛みがない、得るものがない。」、意訳すると「痛みなくして、得るものなし。」、すなわち、「苦労なくして、得られるものはない。」と言った意味になります。
タトゥーはこの言葉通りです。
人それぞれ痛みの感じ方は異なりますが施術には、少なからず痛みが伴います。
あまり一般的ではないですが、他の呼び方として「がまん」と言う事もあるそうです。
痛い思いをしてやっと、肌にタトゥー入れる事が出来ます。
プロスポーツ選手などの間で使われる事も多い言葉でもあります。
スポーツと言う厳しい世界で戦うアスリート達はプロフェッショナルとして「あと少し、昨日よりも今日」、と自分を奮い立たせて痛みを伴うトレーニングを行い、更なる高みを目指しています。
ライバルも沢山います。
少しの違いが大きな違いを生み出すでしょう。
痛みを避けていては、望む高みへは到達できないのです。
No pain, no gain.の言葉が使われている最古の資料は「ピルケー・アーボード」と呼ばれる2世紀にヘブライ語で書かれたとされる
ユダヤ教の聖典です。
そこには「Rabbin Ben Hei says, "According to me, the pain is the gain."と書かれ、痛みなくして神の意志に沿っても、精神的に得られる物などないと言う意味で解釈されています。
1980年ごろにはアメリカのアカデミー賞などを受賞している女優さんが販売したエクササイズビデオの中で、「ノーペイン、ノーゲインよ!(No pain, no gain)」と、「筋肉の燃焼を感じて!(Feel the burn)」をキャッチフレーズとして度々使用した事で、特に有名になった言葉だと言われています。
No pain, no gain.の言葉を少し変化させた
No guts, no glory.(勇気がなければ、栄光はなし。)や、
No cross, no crown.(十字架がなければ、王冠はなし。)と言った言葉もあります。
どれも、苦労や努力などなくしては、得られるものはないと言った意味になります。
変わったところで、No music, no life.と言うのもあります。 こちらは「音楽がなければ、死んだも同然!」と言った意味でしょうか。
No pain, no gain.はボディービルの世界でも良く使われているのだそうです。
大会に優勝するようなボディを手にするためには、体に痛みを伴うトレーニングをして初めて筋肉が少しずつ付いていくのだそうです。
当タトゥースタジオのある大阪でも、毎年大きなボディビル大会が開かれているのだそうです。