SIDDHAM
午(うま)年/勢至菩薩(サク)の梵字の意味
午(うま)年/勢至菩薩(サク)の梵字のタトゥーデザイン
- 干支
- 午(うま)年生まれ
- 守護本尊
- 勢至菩薩(せいしぼさつ)
- 発音
- サク
- 真言
- オン・サンザンサク・ソワカ
- 生まれ年
- 1966年、1978年、1990年、2002年
午年(うまどし)の守護本尊は勢至菩薩です。
勢至菩薩の梵名である『マーハースターマプラープタ』とは、日本語にすると『偉大な威力を得た者』と言う意味で、勢至菩薩の智慧の光で遍くすべてのものを照らし、迷い苦しむ人々を地獄道や餓鬼道へ落ちないように救い、正しい行いをさせる菩薩と言われています。
また勢至菩薩が足を踏み下ろすと大地が揺れると言われるほど非常に強い力を持っている事から、『大勢至菩薩』とも呼ばれています。
勢至菩薩が単体で祀られる事はあまりなく、一般的には阿弥陀如来を中尊として、右脇侍に阿弥陀如来の『智慧』をあらわす化身として勢至菩薩を、左脇侍に観音菩薩を配する『阿弥陀三尊』と言う形で祀られています。
冠に水瓶を付ける事が多く、冠に化仏を頂いている観音菩薩と見分ける事が出来ます。
この水瓶には知恵の水が入っているとも、甘露の宝水が入っているとも言われています。
当タトゥースタジオのある大阪では、1979年に『おおさか十三仏霊場』と呼ばれる初七日から三十三回忌まで死者の成仏を司る十三の仏を祀る寺院が選ばれましたが、勢至菩薩は大阪市北区にある国分寺が選ばれています。
また、大阪のお隣の京都にある知恩院は浄土宗の総本山であり、宗祖である法然さんは勢至菩薩の化身であると言う説があり、本尊として勢至菩薩像が安置されている勢至堂があるそうです。