子（ねずみ）年/千手観音菩薩（キリーク）の梵字のタトゥーデザイン

干支

戌・亥（いぬ・いのしし）年生まれ

守護本尊

阿弥陀如来（あみだにょらい）

発音

キリーク

真言

オン・アミリタ・テイセイ・カラ・ウン

生まれ年

1958年、1959年、1970年、1971年、1982年、1983年、1994年、1995年、2006年

戌年（いぬどし）や亥年（いのししどし）の守護本尊は阿弥陀如来です。

阿弥陀如来はサンスクリット語で『アミターバ』と呼び、これは『限りない光』と言う意味になります。
または『アミターユス』と呼び、これは『限りない命』と言う意味になります。
この『限りがない』と言う意味の『アミタ』が『阿弥陀』となりました。

- その他の呼び方 -

• 無量光仏
• 無量寿仏
• 不可思議光如来
• 無量寿如来

全ての命を限りない光で照らしだし、限りない命で救い続けるとされています。

元々は法蔵菩薩と言う菩薩でしたが、『全ての命あるものを仏にしたい、煩悩に苦しむ全ての人を救いたい』と言う『四十八願』の誓いを立てられ、大変な修行の末に誓いを成就され阿弥陀仏如来となりました。
この『四十八願』の十八番目に『心から南無阿弥陀仏と唱え、極楽浄土に行きたいと望む願いが叶えられない事があるのなら、私は仏になるわけにはいかない。』と言う誓いがあるので、人々は難しい修行をしなくても『南無阿弥陀仏』と唱えるだけで極楽に行けると言う事を信じて、阿弥陀如来が広く支持される様になりました。

西方に極楽浄土と言う不苦不楽の世界を作られ、そこで現在も教えを説いておられると言われています。

一切装飾を付けない如来形の質素な服装で、右手は胸の高さに上げて親指と人差し指の先を付けてO.K.サインの様な輪を作り、左手を下に下げて手の平を前に向けた『来迎印』と呼ばれる印相を結んでいる姿で表される事が多いです。

千手観音菩薩の種子もキリークで同じ梵字になります。

タトゥースタジオ LUCKY ROUND TATTOOのある大阪には、日本一の彫刻師とも言われた快慶作の阿弥陀如来像が八葉蓮華寺と大圓寺にあり、それぞれ国の重要文化財、大阪市の指定文化財に指定されています。