SIDDHAM
釈迦如来(バク)梵字の意味
釈迦如来(バク)の梵字のタトゥーデザイン
- 仏様
- 釈迦如来
- 発音
- バク
- 真言
- ノウマク・サンマンダ・ボダナン・バク
釈迦如来とは「お釈迦様」や「釈尊」と言った様々な呼び名がありますが、仏教の開祖である釈迦が仏となられた際の呼び名です。
紀元前463年頃に、現在のネパール南部にあたるルンビニーと言う村で、釈迦族の王子として誕生したのがゴータマ・シッダールタ=釈迦です。
公園を散歩していた夫人が仏教の聖木でもあるアショーカ樹の枝を折ろうとした時に、夫人の右脇腹から産まれ、産まれてすぐに7歩歩き、右手で天を、左手で地を指し示して、「天上天下唯我独尊」と言ったとされています。
天上天下唯我独尊とは、「この世の中で、私が最も尊いものである」と言う意味なのだそうです。
この文字のタトゥーを入れられる方もおられます。
29歳の時に悩み苦しむ人々をどうにかして救いたいと出家を決意し、6年と言う長い年月の修行をし、35歳で悟りを開き、仏様となられます。
80歳で亡くなるまで各地を回り、人々を苦しみから救いたいと説法を続けられたのだそうです。
この釈迦が神格化し、釈迦如来として広く様々な地域で造像されました。
一般的な姿としては説法像と呼ばれる釈迦が法を説いている姿が多く、右手を肩くらいまで上げて手のひらを前面に向けた施無畏印(せむいいん)を、左手は下げて手のひらを前面に向けた与願印(よがんいん)を合わせた施無畏与願印(せむい よがんいん)と言う印相を結んでいたりします。
また釈迦如来を中心にして、左脇侍(向かって右側)に文殊菩薩を、右脇侍(向かって左側)に普賢菩薩を配した「釈迦三尊」の形式で安置される事も多いです。
当タトゥースタジオのある大阪には釈尊寺と言うお寺に大阪府指定文化財の木造釈迦如来立像があり、素晴らしい透彫の技術を見る事が出来ます。