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刺青とタトゥーの違い

SNSやテレビでタトゥーを見かける機会が多くなりましたね。
ファッションの一部としてワンポイントを彫る女性も増えています。
英語圏では「TATTOO=タトゥー」と呼びますが、日本では「刺青」とも呼ばれています。
この二つの言葉「刺青」と「タトゥー」にはどんな違いがあるのかのお話しです。

刺青とタトゥーの言葉は、おおまかな意味で違いはありません。
どちらも針などを使って皮膚に色を入れたものです。
英語での「TATTOO」が日本語での発音では「タトゥー」となり、
日本で「刺青」と「タトゥー」両方の言葉が同じ意味で使われていました。
大阪で当タトゥースタジオをオープンさせた頃は
どちらかと言うと年配の方は「刺青」と呼び、若い方は「タトゥー」と呼ぶ事も多かったかも知れません。

最近では、どちらかと言うと「刺青」と言うと日本的な和柄のデザインや、背中一面や腕一本など大きなサイズのものを指して使っている方々が多い印象です。
一方で「タトゥー」と言うとアメリカントラディショナルやリアリスティックなど洋風のデザインや、ワンポイントなど大きなサイズでないものを指して使われる方が多いです。

和柄のものを「タトゥー」と呼んでも全く間違いではないので、あまり気にする必要はないとは思います。

刺青とタトゥーでは彫り方が違うの?

刺青とタトゥーの違いを紹介するサイトで「刺青とタトゥーは違います」と書かれる方もおられますが、この違いは手彫りかマシーン彫りかによる違いで仰っているようです。
手彫りは「刺青」、マシーン彫りは「タトゥー」と言う違いで使い分ける方もおられます。
ですが、例えば日本の伝統的な和柄を彫る彫師でも、筋彫り(アウトライン)はマシーンを使い、ぼかし(シェーディング)は手彫りと言う方も多いです。
最近はマシーンを使う彫師が多いですが、手彫りの彫師もまだまだ沢山おられます。

刺青とタトゥーでは痛さは違うの?

こちらも先ほどの彫り方の違いの質問と同じで、マシーン彫りと手彫りでの違いは多少あるかと思います。
どちらが痛いのかの違いは、彫師によっても彫られるお客様によっても異なります。
針を入れる深さが手彫りだと深いから痛いと言う意見もありますが、この深さも彫師によって異なるでしょう。
また、和柄の大きなサイズだと彫る時間も長くなり、長くなるほど痛みも増します。

ちなみにLUCKY ROUND TATTOOの店名ですが、洋柄も和柄もどちらも彫っています。
当スタジオにメールなどで問い合わせを頂く際に書かれる言葉は「タトゥー」よりも「刺青」が少ないです。
当スタジオでは特に違いを設けておりません。
呼びやすい言葉でお話しいただければ良いですよ。

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