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スペイン語の文字のタトゥー | 言葉の意味や画像も

皆さんはどんなスペイン語を知っていますか?
学校教育で英語は学習しますが、スペイン語に触れる機会はそれほど多くありません。
ですが、中国語、英語、ヒンディー語に続く4番目に多くの方がスペイン語を話しているそうです。
タトゥーでよく彫られている単語や名言などのスペイン語の言葉を紹介したいと思います。

Sigue a tu corazón(シーゲ・ア・トゥ・コラソン)

スペイン語「sigue a tu corazón」の文字のタトゥー
日本語だと「心のままに」、英語だとFollow your heartと言った意味になります。
人生において様々な場面で判断を迫られる事があるでしょう。
どちらに進むべきなのか、どちらを選ぶべきなのか。
迷った時や決めかねている時に立ち止まって、自分の心の声に耳を傾ける。
本当に自分が望むのは何なのか。
自分が貫きたい信念に従うのも大切な事ですね。
タトゥーとしてこの「Sigue a tu corazón」と彫る事で常に意識できると感じる方も多いでしょう。

Siempre en mi corazón(シエンプレ・エン・ミ・コラソン)

日本語だと「いつも私の心の中に」、英語だとAlways in my heartと言った意味になります。
意訳すると「いつもあなたの事を想っています」と言った意味になります。
愛のフレーズですね。

Yo te cielo(ジョ・テ・シエロ)

日本語だと「私はあなたを愛しています」と言った意味になる様です。英語にするとI sky you. となります。
太く濃い眉毛が特徴的なメキシコの女性画家Frida Kahlo(フリーダ・カーロ)がメキシコの詩人カルロス・ペリサーに宛てた手紙に書かれた言葉です。
彼女が考え出した言葉だそうです。

viva la vida(ビバ・ラ・ビダ)

直訳すると「人生を生きろ」、人生万歳と訳される事が多いです。
英語ではLive your lifeと言った意味になります。
イギリスのロックバンドColdplayの曲のタイトルにもなっていて、グラミー賞も獲得しています。
誰しもどこかで聴いた事がある曲だと思います。
Yo te cieloで紹介した画家フリーダ・カーロの遺作は「VIVA LA VIDA」と書かれたスイカの絵でした。
少し前に完成していたスイカの絵に「生命万歳」「人生万歳」と描き加え、その八日後に亡くなりました。
フリーダ・カーロの死は病死とも自殺とも言われています。

La vida es bella(ラ・ビダ・エス・ベジャ)

スペイン語「La vida es bella」の文字のタトゥー
人生は美しい、美しきかな人生と言う意味になります。
英語にすると「Life is Beautiful」
イタリアの大ヒット映画のタイトル「La Vita é Bella」でも馴染み深い言葉です。
監督兼主役のロベルト・ベニーニがロシアの革命家レフ・トロツキーが遺した言葉からタイトルをつけたのだそうです。
「どんな状況下でも人生は生きるに値するほど美しい」と言う言葉。
自分の生きるているこの世界、この今はかけがえのない物である。
そんな風に思いながら生きる毎日は、また違ったものが見えてくるかもしれません。

Ama la vida que vives. Vive la vida que amas.

スペイン語「Ama la vida que vives」の文字のタトゥー
英語の文字のタトゥーでとても人気のあるボブ・マーリーの言葉「Love the life you live. Live the life you love.」のスペイン語バージョンです。
日本語にすると「自分の生きる人生を愛せ、自分が愛する人生を生きろ。」と言った意味になります。
ボブ・マーリーは沢山の名言を遺していますが、その中でもこの言葉は多くの人の心を打つ言葉なのではないでしょうか。

Alma libre(アルマ・リブレ)

日本語にすると「自由な魂」や「自由な心」、英語だと「Free soul(フリーソウル)」と言う意味になります。
意訳すると「心を解放しよう」と言った感じでしょうか。
見えない何かに縛られて生きにくさを感じている、そんな自分に「Alma libre」の言葉をタトゥーとして彫ることで、一歩踏み出すことが出来るのかも知れません。

Te quiero(テ・キエロ)

スペイン語「Te quiero」の文字のタトゥー
日本語にすると「あなたを愛しています」と言った意味で、恋人や家族での愛情表現でよく使われる言葉です。
英語にすると「I love you」や「I want you」の意味もあるそうです。

Amor(アモール)

愛、Love。一言の単語ですが、スペイン語のタトゥーで彫られる事が多い文字ですね。
家族、恋人、友人など愛する人に向けて、または自分自身を愛す意味を込めて彫る方もおられるでしょう。
無限大(インフィニティ)マークやキスマークと合わせてデザインする事も多いです。

resiliencia(レシリエンシア)

スペイン語の単語でスペイン語圏で彫られているのをよく見ますが、日本語にはあまりない表現かも知れません。
心のしなやかさや打たれ強さを表します。
何か問題が起きた時に、すぐに状況に合わせて立ち回れる力を意味します。
日本語の今年の漢字の様なスペイン語の2020年の単語の一つにも選ばれていました。

Familia(ファミリア)

スペイン語「mi amada familia」の文字のタトゥー
家族と言う意味の単語です。
スペイン語圏の方々は家族愛が強いことでも有名ですね
都市圏以外の子供たちは大人になっても恋人と同棲や結婚するまで家を出ないのだそうです。
結婚しても週に何度かは会うほど、家族と過ごす時間が長いのだそうです。

Serendípia(セレンディピア)

失敗をしても挫けずに何かを学び取ろうとすれば、いつかは成功に結び付くと言った意味で用いられることが多いです。
何かを探しているときに探し物とは全く関係ないけれど、別の価値のあるものを発見すると言った事もセレンディピティです。
英語にするとSerendipityでこちらも人気のタトゥーの文字です。

Que será, será(ケセラセラ)

ケセラセラは日本語にすると「なるようになる」と言った意味になります。
言葉として聞いた事があってもどんな意味か知らない方も多いフレーズです。
1995年にリリースされた「Que será, será」と言うタイトルの曲をアルフレッド・ヒッチコック監督が映画に起用し大ヒットとなりました。
ただこの言葉は現在ではスペイン語の俗語とされていますが、元は英語話者が造句した文法的には正しくない言葉だとされています。

Un día a la vez(ウン・ディーア・ア・ラ・ベス)

英語にすると「One day at a time」となり、日本語にすると「一日一日」や「一日一歩」と言った意味になります。
将来起こる事を心配したり、早く結果を出そうと焦ったりせずに、まずは目に前にある物事に忍耐強く一つ一つ着実に取り組む事が大切だと伝える言葉です。

Te juro amor eterno(テ・フロ・アモール・エテルノ)

スペイン語「Te juro amor eterno」の文字のタトゥー
日本語だと「永遠の愛を誓う」、英語だとI swear eternal loveと言った意味になるのでしょうか。
結婚式などでも使われるような愛のフレーズですね。
愛する人の名前をタトゥーとして彫る方もおられますが、こんな愛の言葉を彫る方法もありますね。

Familia, donde la vida comienza y el amor nunca termina
(ファミリア・ドンデ・ラ・ビダ・コミエンサ・ジャ・エル・アモール・ヌンカ・テルミーナ)

日本語だと「家族、そこで人生は始まり、愛が永遠に続く場所」、英語だとFamily, where life starts and love never endsと言った意味になります。
家族思いの人にぴったりのフレーズですね。
スペイン語圏の方は家族をとても大切にすると伺います。
そんな文化だからこそタトゥーとしても彫られる言葉なのかもしれません。

Nada es para siempre(ナダ・エス・パラ・シエンプレ)

日本語だと「永遠などない」、英語だとNothing lasts foreverと言った意味になります。
仏教での諸行無常の考えに通じる所もあるでしょうか。
永遠に続くものなどない、だから自分はどうしたいのか。
この言葉の先を自分の内に秘めてこの言葉を選ぶのも良いですね。

Aquí y ahora(アキ・イ・アオラ)

日本語に直訳すると「ここで今」となります。
過去とは去ってしまったものであり、未来はまだここにないものである。
だから今が大切なのだ。
今を大切に、今を精一杯生きる。
また即ちは、人生を楽しむと言う事も表現しています。
その思いを忘れないようにとこの言葉が彫られることも多いようです。

Desde el cielo me guía tu estrella(デスデ・エル・シエロ・ギア・トゥ・エストゥレージャ)

日本語に直訳すると「空からあなたの星が私を導く」となります。
意訳すると「あなたが空から私を導いてくれている」と言った意味になるでしょうか。
文章としてよく知られた名言と言う訳ではないですが、タトゥーとして彫られている事が多い言葉です。
この言葉の「あなた」とは、大切な方でも良いですし神様仏様でも良いでしょう。

Todo lo que puedes imaginar es real(トド・ロ・ケ・プエデス・イマヒナール・エス・レアル)

日本語に訳すと「想像できることはすべて現実にある」と言った意味になります。
これはスペイン出身の天才画家パブロ・ピカソの名言だと言われています。
ピカソは独自の作風を追求し、生涯で様々に作風を変化させてきました。
彼の全ての作品は、彼の頭の中にあるものが表現されているのでしょう。
この言葉を人生の教訓として「夢を現実にするためには、よく熟考して想像する事が大切」と言った意味で捉えることも出来ますね。

Pura vida(プラ・ヴィーダ)

日本語に直訳すると「純粋な人生」となります。
スペイン語を公用語とする南米のコスタリカでは合言葉の様に日常的に使われる言葉だそうです。
「元気ですか?」や「バイバイ」と言った挨拶や、感謝を込める意味など様々な場面で使われます。
Pura vidaとは「シンプルに生きる」ことの大切さ、小さな幸せに感謝し楽観的に人生を楽しむことの大切さ、そんな事が込められているのかもしれません。

Ahora o nunca(アオラ・オ・ヌンカ)

日本語に訳すと「今でしょ!」となります。
林修先生の有名な言葉(?)ですね。
いつやるのか?今でしょう。
やるべき事ややりたい事があるなら、後回しにせず今やるべき。
そうすれば、それがいつか自分の糧となる。

Después de la tempestad, viene la calma(デスプエス・デ・ラ・テンペスター、ビエネ・ラ・カルマ)

日本語に直訳すると「嵐の後には静けさが訪れる」となります。
日本語のことわざ「待てば海路の日和あり」と同じ様な意味で、今は上手くいかないかも知れないが、焦らずに待っていれば必ず絶好のチャンスが巡ってくると言った意味になります。
様々な国の言葉で同じような意味の言葉が語り継がれていると言う事は、そうなる事が多いと言う事なのでしょう。
自分を信じて機会を待つのも良い方法です。

ちなみにTATTOOはスペイン語ではtatuaje(タトゥアヘ)となります。
文字のタトゥーは彫った人の思いによって、意味も全く異なる事があります。
ここではよく知られるものだけしか紹介できていませんので、他の意味も含めて自分に合った言葉を選んで頂ければと思います。

⇒英語の文字の意味はこちらのページで紹介しています。

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