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タトゥーデザインで人気の妖怪たち【画像付き】

妖怪は日本で古くから伝わる不思議な力や非日常的な事象をモチーフにした化け物の事を指します。
妖怪の漢字に文字はどちらも「あやしい」と読みます。
人々が理解できない、
よく分からない、得体のしれないものを妖怪の仕業として納得していたのかもしれません。
妖怪は怖い存在でもありますが、どこか憎めない要素もあり刺青の絵柄としても人気があります。
人気の妖怪のタトゥーデザインを紹介します。

からかさ小僧

提灯お化けのタトゥー
からかさ小僧は傘の妖怪です。
たたんだ番傘に下駄をはいた一本足と両手がついています。
通り雨を降らせて人が困る様子を見て喜ぶいたずら好きな妖怪と言った話もありますが、何をする妖怪なのかはよく分かっていないそうです。

提灯お化け

提灯お化けは提灯の妖怪です。
提灯が上下に割れていて、その割れた部分が口となり、上半分に目がついています。
葛飾北斎が描いた提灯お化けは、歌舞伎の演目でも有名な「四谷怪談」のお岩さんが提灯のお化けとなったと言うものです。
この姿の提灯お化けもタトゥーで人気の絵柄です。

がしゃどくろ

がしゃどくろは大きな骸骨のイメージです。
戦士や野垂れ死になどをして埋葬されずに放置された死者の骸骨や怨念が集まった巨大な骸骨とされています。
生きた人間を見つけると、襲い掛かって握りつぶし食べてしまうのだそうです。
歌川国芳が描いた「がしゃどくろ」が有名で、このイメージをタトゥーとして彫る方も多いです。

輪入道

炎に包まれた牛車の中心部分におじさんの顔が付いた姿をしています。
牛車(ぎっしゃ、ぎゅうしゃ)とは、華やかな装飾が施された貴族や天皇の乗り物として平安時代に一般的に使用されいたものです。
輪入道の姿を見ると魂を奪われてしまうのだそうです。
日本の伝統的な刺青では炎の図柄と相性が良いからか、輪入道も妖怪の中で人気があります。

バックベアード

妖怪バックベアードのタトゥー
バックベアードはカタカナの名前でもわかりますが、英語圏の妖怪とされています。
ただこの妖怪は日本で英語圏出身と紹介されていますが、英語圏でこの妖怪が知られているわけではなさそうです。
黒い枯れ枝の様な多数の触手が放射状に生えていて、その中心に一つ目がある巨大な球体としています。
その目に睨まれるとめまいがして、高いところにいると、そこから落下して死やケガをもたらすのだそうです。

日本の妖怪には、ある特定の地区でのみ言い伝えられた妖怪も多くいます。
当タトゥースタジオのある大阪には「姥ヶ火(うばがび)」と言われる妖怪がいたそうです。
大阪にある平岡神社(現枚岡神社)から灯油を盗んだ老婆が、祟りで怪火となった妖怪だそうです。
もし、夜道で姥ヶ火に出会った時には「油さし」と言うと消えるそうですよ。

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