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仏教モチーフってどんなデザインがあるの?
仏教で用いられる仏具や装飾などをタトゥーとして彫る方も多いです。
日本人の場合は根っからの仏教徒ではないけれど、周りにお寺も多くあるためか親しみ深いモチーフもあるのではないでしょうか。
タトゥーとして彫られている仏教に関係するモチーフを紹介したいと思います。
金剛杵(三鈷杵や五鈷杵)
密教の法具で、中央に握る部分があり左右の端は3つや5つの尖りがある武器とされています。
己の中の煩悩と言う敵を打ち負かすために用いるのだそうです。
ペンダントトップ位の小さなものからお寺にでんと置かれている持ち上げられないほど大きなものなど、様々なサイズがあります。
大きなサイズで彫る場合は細かな飾りを彫りこめますが、小さい場合はシンプルなデザイン
小さいなサイズで彫る場合はシンプルなデザインで、大きなサイズだと細かな飾りをつけて彫るのも良いですね。
仏教を日本で広めることに力を尽くした弘法大師は五鈷杵を法具として使っていたそうで、大阪のお寺で祀られている弘法大師像も右手に五鈷杵を持ってるものが多いです。
数珠
数珠や念珠とも呼ばれます。
小さな珠を輪につなげた仏具です。
正式な数珠は珠の数が108個あり、これは人間の煩悩の数は108あると言う
人間の煩悩は108個あり、正式な数珠は煩悩の数と同じ108の珠が連なっているのだそうです。
足首や手首を一周する様に数珠のタトゥーを彫る方が多いです。
蓮の花
仏教において蓮の花は悟りの象徴とされ、極楽には蓮の花が咲いているのだそうです。
泥の中から芽を出し泥に染まらずに綺麗な花を咲かせる蓮の姿は、仏教の教えと通じるところがあります。
蓮の花だけをデザインしたものや、一輪の蓮の花を持つ仏様の手を彫ったり様々な表現方法があります。
宝珠
少し上部が尖った丸い形をしています。
どんな願いも叶う珠とされ、菩薩や観音の持ち物として描かれます。
宝珠を持った龍もタトゥーとして彫られます。
火炎に包まれた宝珠や3つセットの宝珠などのデザインが多いです。
蓮華座
蓮の花の形をした仏像の台座の一つです。
蓮は「泥の中から汚れる事なく綺麗な花を咲かせる」ため、仏教の教えに通じるとされています。
蓮華座の上の仏様は俗世に染まらず悟りを開かれた存在だと言う事を表しています。