BLOG
ブログ
タトゥーのアウトラインありとなし
アウトラインとは日本語にすると輪郭線とも言いますが、
デザインなどでは図柄の境界線を指して使う事が多いです。
アウトラインを彫る事は「すじ彫り」と呼ぶ事もあります。
タトゥーを彫る際の流れは下記が一般的です。
- 肌にデザインを転写する
- アウトラインを彫る
- ぼかし(シェーディング)やカラーを入れる
この「2.アウトラインを彫る」ですが、
輪郭線を彫る事によって
そばの図柄との境界線ともなりますし、
デザインを際立たせる事も出来ます。
ですが、アウトラインを彫らないデザインもあります。
下の牡丹のデザインでは
一部のラインのみ彫っています。
アウトラインを彫らない事によって、
ふんわりした淡いイメージの仕上がりになります。
一方、下の牡丹のデザインは
しっかりとアウトラインを彫っています。
はっきりとした濃いイメージに仕上がっています。
下の3つのハートのタトゥー画像では
アウトラインの色が違ったり、塗りがありとなしと言った違いがあります。
黒色のアウトラインだけのハートのタトゥーです。
黒色でアウトラインをひいた赤いハート
赤色でアウトラインをひいた赤いハート
どうでしょうか?
アウトラインと塗りのどちらも色を変えるとまたイメージも異なりますね。
アウトラインを線として彫るのではなく、
輪郭の周りをぼかして色を入れることによって
境界線を描く方法もあります。
下の薔薇のタトゥーデザインでは、
茎の部分のラインを影で表現しています。
柔らかな女性らしいイメージに仕上がっています。
また、アメリカントラディショナルスタイルでは
太いラインのデザインも多いです。
シンプルなデザインですがアウトラインが太いと、くっきりはっきりして良いですね。
アウトライン一つとっても、
デザインに合った色々な手法があります。
イメージを伺いする際に
色々なご提案も出来るかと思いますので、
ご相談はお気軽にどうぞ!