背中一面や腕一本など
大きなサイズのタトゥーは、
上から下へデザインをする事が多いので、
向きはあまり関係しません。

ですがワンポイントの場合、
タトゥーデザインの向きと言うのは、
おおまかに二通りを考えられます。

1. 自分から見た時に正しく見える向き
2. 人から見た時に正しく見える向き

手首や手などの部位が
例として分かり易いかと思います。

ご自分の手首を、正面に見てみて下さい。

自分の手首を見ようとする時、
上に手があり、下に腕がある状態です。
その向きに合わせて彫ると
下の画像の様に、
①自分から見た時に正しく見える向き
になります。

次は腕を下ろしてみて下さい。

腕をだらんと下ろした状態だと
上に腕があり、下に手がある状態です。
その向きに合わせて彫ると
下の画像の様に
②人から見た時に正しく見える向き
になります。

「自分から見た時に正しく見える」、
「人から見た時に正しく見える」、
と言う表現をしましたが、
どちらにも正解、不正解はありません。
もちろん横にする場合もあります。
向きはどちらでも
ご自分の好みで選ばれて良いと思います。

こちらからアドバイスやご提案を致しますが、
ご自分の感性を大事にして頂ければと思います。

「どちらにしようか迷うな～。」
と言う場合は、
彫る前にはデザインを肌に転写して、
鏡などで最終チェックをして頂きますので
その際に両方を試してみるのも
良いかと思います！