TATTOO MEANING
数字のタトゥーの意味
数字のタトゥーの種類
数字のタトゥーを入れる方も沢山おられます。
多くの人は好きな数字や嫌いな数字があるのだそうです。
自分の誕生日など記念の日や時間にまつわる数字を好きな数字やラッキーナンバーとしたり、どんな意味があってその数字を彫るのかは人それぞれです。
ここではその数字の持つ一般的な意味や由来などを紹介したいと思います。
ラッキーナンバーと言われる数字の7はよく知られていますが、タトゥーとしては数字の666や13も見る事が多いです。
一般的には不吉な数字や忌み数と呼ばれる数字が彫られるのは何故なのでしょうか?
数字13のタトゥーの意味
ラッキー13とタトゥーで彫る方もおられますが、西洋では一般的に忌み数として避けられる数でもあります。
忌み数とされる理由には諸説あります。
時間や方位など60進数で表される事も多く、その基準の12より一つ多い13は調和を乱すと言った説があります。
キリスト教ではキリストが処刑される前夜に12人の使徒と夕食を摂ったとされる「最後の晩餐」で13番目の席に座ったユダが後にイエスを裏切ったとされます。
またイエスが処刑されたのが金曜日とされ、大ヒットした映画「13日の金曜日」の影響もあり13日の金曜日は不吉な日と認識されているようです。
ですが、アメリカントラディショナルタトゥーの父とも言われるセイラー・ジェリーのデザインでもよく見られますが、タトゥーデザインではラッキー13やスカルやナイフなど普通は恐怖の対象であるモチーフが好んで彫られます。
一説によると、不幸なことが訪れた時に13のタトゥーが彫られているのを見れば「以前に既に不幸がやって来ているのだな」と通り過ぎてくれると言った意味で彫られているのだそうです。
欧米のタトゥーショップでは「13日の金曜日」は一律13ドルなどでワンポイントタトゥーをウォークインで彫れる日としている店も多くあります。
タトゥー代金に13ドルとチップにラッキー7ドルを支払うとされています。
スレーニョと呼ばれるアメリカのカリフォルニア州に存在するメキシコ系アメリカ人を中心としたギャングやMS-13と呼ばれる中央アメリカ及びアメリカ合衆国に存在する大規模なギャングは自身が所属する事を意味して13のタトゥーを入れるのだそうです。
数字666のタトゥーの意味
666の数字のタトゥーは見る事も多いのですが、666にはどう言った意味があるのでしょうか。
映画「オーメン」で666を知った人も多いでしょうか。
頭に666のアザを持ち6月6日6時に産まれた悪魔の子供ダミアンの周りで起きる数々の惨劇を綴るオカルト映画です。
キリスト教で666は獣の数字、悪魔の数字と言って、「悪魔」や「死」と直接関連する数字とされます。
新約聖書の最後の一書で預言書的な「ヨハネの黙示録」では、「赤い竜が現れ、その後に海から上がってきた7つの頭と王冠を被った10本の角を持つ野獣が現れ竜はこの獣に自分の力と王座と大きな権威を与えた。」とあります。
666はこの野獣の数字もしくは名前の事となっています。
赤い竜はローマ帝国を象徴していると言われています。
ローマ帝国はキリスト教を弾圧していました。
その中でも第5代皇帝のネロはキリスト教徒を大弾圧しました。
皇帝ネロのギリシア語表記をヘブライ文字に変換して数値化(カバラ数秘術ゲマトリア)して数字を合計すると「666(六百六十六)」になります。
自分や国の政治に不満を持つ団体は徹底的に弾圧したネロの事を獣とする解釈が一般的なようです。
キリスト教では数字の7は完全であることを象徴し、その7より1少ない6は不完全で神の敵であるとされます。
その6を3回繰り返して使う事で、強調の意味が込められているのだそうです。
不吉な数字としてタトゥーで彫るのではなく、「輝いていく」、「お金の様な物質的なものへの執着から離れよう」と言った意味を込めて彫る方もおられます。