TATTOO MEANING
トカゲ(リザード)のタトゥーの意味
トカゲ(リザード)のタトゥーの意味とは?
トカゲと一口に言っても、ヤモリやカメレオンなどを含む体表が鱗でおおわれたトカゲ亜目に属する爬虫類の総称で、非常に多くの種類が生存し、現在の地球上で最も優勢な爬虫類と言われています。
トカゲのシルエットのタトゥーデザインやリアルなものなど様々あり、選ばれる方も多いモチーフです。
トカゲのタトゥーにはどんな意味があるのでしょうか?
旧約聖書の中で「蜥蜴はとても小さく、手で簡単に捕まえる事が出来るけれど、王の宮殿に住んでいる」と語られていて、「小さいけれど、優れた知恵を持つもの」とされています。
古代ギリシャやエジプトでは良い運や冨、財産や知恵、良識と結び付けられ、冨や裕福を表す象形文字はトカゲにとてもよく似ているのだそうです。
アフリカでは人類に文明をもたらした神の使いとされています。
西アフリカのある地域では家の壁にトカゲが描かれ、悪を追い払い、悪魔払い、家族に平和と幸福をもたらすとされています。
ポリネシア文化ではトカゲは神と話す事が出来る神の使いとされています。
またポリネシアンタトゥーのトライバル柄の中にある「Enata」と呼ばれる人間を表す典型的なモチーフと、
トカゲを表すモチーフがとてもよく似ていて、先祖を表すとも見なされとても尊重されており、トカゲのデザインを彫ると幸運をもたらすとされています。
ニュージーランドのマオリ族にとってトカゲは病気や不吉な事から守ってくれるシンボルなのだそうです。
オーストラリアのアボリジニにとっては厄災から生き残る、再生のシンボルとされています。
トカゲは砂漠のように非常に高温で過酷な環境でも生きる事が出来、また危険から逃げるために自分の尻尾を切り落としても生き延びようとします。
そこから「非常に強い生命力」や「自己防衛」などを意味することもあります。
トカゲは体温を高く保ち、運動能力を高めるために日向ぼっこをするのだそうです。
そこから「光を求める人間の魂」や「覚醒」などと結び付けられる事もあります。
江戸川乱歩の「黒蜥蜴」という小説の中に、黒い蜥蜴のタトゥーが入った女性が明智小五郎と対決すると言うお話があります。
その中で、大阪の通天閣の塔上で「エジプトの星」と呼ばれるダイヤモンドの受け渡しをする場面が登場します。
よく知る場所が書かれていると、想像が膨らみやすいですね。
トカゲが象徴する意味:
- 「再生」
- 「永遠」
- 「行動力」
- 「機敏さ」
- 「トラブル回避」
- 「忍耐」
コウモリ(バット)にちなんだ言葉
トカゲの尻尾きり:
トカゲは危険から身を守るために、尻尾を切り落として逃げます。
転じて企業のトップや政治家などが部下などに責任を押し付けて、責任から逃れる事を指します。
あの声で蜥蜴食らうか時鳥:春になると、とても美しい声で鳴くホトトギスはトカゲも食べて生きるのだそうです。
そこから、人の外見と中身の違いに驚かされると言った意味になります。
少し意味は異なりますが、タトゥースタジオは入りにくいと思っても入ってみるとそんな事はないので、お気軽にご来店してみて下さいね!