TATTOO MEANING
てんとう虫(天道虫)のタトゥーの意味
てんとう虫(天道虫)のタトゥーの意味とは?
てんとう虫はタトゥーデザインとしても描かれます。
てんとう虫は世界的にラッキーなモチーフとされており、タトゥーでもラッキーな意味でデザインされる事も多いです。
ブレスレットなどにつけるラッキーチャームにも採用されています。
目を引く赤色の体に黒のドットの模様が代表的なてんとう虫ですが、その他にも黒色やオレンジ色など様々なてんとう虫がいます。
どうしててんとう虫がラッキーな象徴とされているのでしょうか?
てんとう虫は英語で「Ladybird(イギリス式)」や「Ladybug(アメリカ式)」と呼びます。
語源の由来はイギリスにあるとされ、一説には農作物を食べる害虫に困っていた敬虔なカトリック信者であった農夫がマリア様に祈りを捧げたところ、沢山のてんとう虫が現れて害虫を食べ、豊作になった事から聖母マリア様を意味する「Our Lady」をつけて「Our Lady's Beetle(聖母マリアのカブトムシ)」と呼ばれる様になり、カブトムシから「Our Lady's bird(聖母マリアの鳥)」へと変化していったと言うものがあります。
またてんとう虫の赤色は聖母マリア様のマントやローブを象徴し、黒色のドットは聖母マリア様の7つの喜びと7つの悲しみを表すと言われ、聖母マリア様の鳥と言う意味の「Our Lady's bird」と呼ばれる様になったと言う説などもあります。
ドイツ語では"Marienkaefer"「マリアのカブトムシ」と言い、オランダ語では"lieveheersbeestje"「神様の小さな動物」と言うのだそうです。
また日本語の「てんとう虫」は漢字で書くと「天道虫」となります。
天道は太陽を表し、日本の古くからある太陽を神様とする自然崇拝の信仰から太陽に向かって飛ぶ虫「天道虫」として縁起の良いものとされています。
天気の良い日など外にいると、体にとまる事もありますね。
てんとう虫が体に止まると、願いが受け入れられ幸運がやってくるとも言われています。
スウェーデンでは女性の手にてんとう虫が止まると、結婚が近い事を意味するのだそうです。
フランスでは病気の人にてんとう虫が止まると、飛び立つ時に一緒に病気をどこかへ持ち去ってくれると言われています。
また他の意味として、てんとう虫の生涯と言うのは短く約3ヶ月位と言われています。
そこから人生は短いのだから、心配事や恐怖に怯えてばかりいないで、「自分を信じて前に進んで人生を楽しめ」と言った意味もあるのだそうです。
当タトゥースタジオのある大阪では約50種類ものてんとう虫が生息していて、それぞれの体の色やドットの数などを詳しく解説した「大阪のてんとうむし」と言う本が発売されているそうです。
てんとう虫が象徴する意味:
- 「復活」
- 「幸運」
- 「喜び」
- 「情熱」
- 「変化」
- 「家族愛」