TATTOO MEANING
マハーカーラのタトゥーの意味
マハーカーラのタトゥーの意味とは?
ヒンドゥー教の神様で、破壊と再生を司る最高神シヴァの別名とされる「マハーカーラ」のタトゥーデザインや意味を紹介します。
マハーカーラはインドやネパールなどで信仰の多いヒンドゥー教の神様です。
シヴァ神が世界を破壊する時の究極に恐ろしい姿がマハーカーラとされています。
マハーカーラの舞う舞踊によって世界の破壊が遂行されるとも言われています。
いかなるものにも縛られず全てを破壊する神とされ、一般的には3つの目と4本の腕があります。
それぞれの手には槍や太鼓や長刀や鎌を持っています。
マハーカーラの頭上には王冠があり、ほぼ必ず5個の頭蓋骨が飾られているそうです。
今回描いたマハーカーラ像の頭上の頭蓋骨はコミカルに描いています。
マハーカーラの憤怒の表情との対比が良い感じです。
黒い体や青い体で表現されたマハーカーラを見る事が多いです。
腕の数や持ち物は宗派によって様々で、武器ではなく装飾品を手に持つ場合もあります。
仏教での大黒天はマハーカーラが元だとされます。
大きな袋を背負い打ち出の小槌を手に持つ笑顔の大黒天と憤怒のマハーカーラが同じだとは思えませんが。
「マハー」は大いなる、「カーラ」は黒と言う意味で合わせて「大黒天」となるのだそうです。