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タトゥーの見え方の違い
タトゥーを彫る部位は、
背中や腕、手首など
全身の部位が様々あります。
人間の体と言うのは平面な部分はあまりなく、
丸くなっている部位がほとんどです。
背中は平面な様にも思いますが、
肩甲骨や背骨などがあり、
かなり凸凹しています。
タトゥーを見るときに
正面から見るのか、横から見るのか、
によって見え方は異なります。
下の画像はジャパニーズタトゥーのギャラリーにアップした
鳳凰の画像です。
横から見る鳳凰と少し正面から見る鳳凰で、
もちろんどちらも同じものですが、
受ける印象は若干異なりますね。
足を曲げたり伸ばしたり、
腕を上下させてみたり、
筋肉や骨の動きによって皮膚も動き、
それに連れてタトゥーの絵柄も動きます。
例えば背中一面に大きな顔を描いて、
腕を上下に動かす事で目の表情が変わる
と言ったデザインもありますし、
人差し指と親指の側面にデザインを描いて、
拳を握ると指が曲がって、
一つのデザインになると言うのもあります。
カスタムの場合は、
一人一人の体のラインに合わせて
デザインを描きますので、
体の動きに上手く合わせた作品が出来ます。
そこもカスタムの良いところです。
彫る前にデザインをステンシルで肌に移した後、
鏡で位置や大きさなどを最終チェックして頂きますが、
その時に関節を動かしてみたり
違う角度から見てみると、
また違う印象になりますので、
色々な角度から見てみる事をお勧めします!